海外マーケットのユーザーが外国語Webサイトに求める情報は、多くの場合、日本国内のマーケットに向けた情報とは異なります。そのため、まずは多言語サイトでの目的や役割を明らかにし、「ネイティブ目線」から、多言語サイトに掲示するコンテンツを精査する事が重要です。
エクスポート・ジャパンでは、対象言語のネイティブスタッフと日本人スタッフがチームを組み、企画段階からプロジェクトに携わります。海外におけるWeb発信のトレンド、長年のノウハウを踏まえたコンサルティングや、Webサイトデザイン・構成の最適化、言語圏に適合したライティングや翻訳などをワンストップで担当し、海外向けWeb情報発信が目的を果たすためのお手伝いをいたします。
特に進行管理が煩雑で後戻りが難しい大規模な多言語Webサイトの構築には知見を有しており、セキュリティを含めたインフラの仕様検討も含めてご相談に応じます。
多言語サイト構築サービス
サイト構築
企画・設計段階から、Web制作スタッフに加えて対象言語のネイティブスタッフが参画し、ターゲット国ごとの最適なサイト設計をいたします。
リニューアル
ヒアリングを通して、リニューアルに向けた既存の外国語サイトで抱えている問題点やご要望などをお伺いし、改善のご提案をいたします。
コンサルティング
ネイティブスタッフによる現在の外国語サイトに対する改善提案や、多言語Webサイト構築から運用に関する問題の発見や解決策の提案、海外向けのWeb戦略の立案など、効果的に多言語サイトの活用ができるサポートをいたします。
制作の流れ
企画・要件定義
ビジネス戦略の中で、「外国語Webサイトはどのような役割を担うのか?」「 貴社の強みを世界へアピールする際のポイントは?」 など、多言語Webサイトの制作時に押さえておくべき要素は広範囲に渡ります。
弊社では、複数分野の専門家がチームを編成し、数多くの事例やこれまでの経験と照らし合わせながら、貴社と一緒に目的実現のロードマップをプランニングいたします。
設計段階
多言語Webサイトの役割、その目的に応じたコンテンツなどを定めていく段階です。
システム設計・サーバー選定
ヒアリング内容を基に、CMS(コンテンツ管理システム)の選定等、要件に合致したシステム設計をいたします。
外国語サイトを制作して海外向けの情報発信を行う場合、サーバーの選定は日本語のサイト制作と大きく異なります。
日本国内向けの情報発信では、国内にある一定水準以上のサーバーを選べば、特定の場所に情報が届かなかったり、特定の地域から閲覧できないなどのケースはほとんど発生しません。
しかし、海外向けに情報発信する場合は、そのターゲット地域によって、どこにサーバーを設置するのかはとても重要な判断になってきます。
ワイヤーフレーム作成
ワイヤーフレームとはWebページのレイアウトを定め、完成形を「見える化」する設計図です。お客様との共通認識を持ち、プロジェクトをスムーズに進めていくために必要なものになります。
また、設計時にはWebアクセシビリティについて、お客様とのご相談の上、JIS X 8341-3:2016の必達レベル(A~AAA)の設定や、制作プロセスにおけるアクセシビリティのチェック体制などを設定いたします。
海外SEO(グローバルSEO)対策
SEO対策とは、検索エンジンからWebサイトへのユーザー流入数を増やすことを目的とした施策です。
競合サイトのポジショニングなど外部要因にも配慮しつつ、内部要因を重視したSEO対策を実施します。多言語サイトのクオリティを、翻訳品質など基礎から高める作業を行うことで、一時的な順位アップではなく、長期間にわたって信頼性を損なわないサイトをつくりあげます。例えば、各国の主要検索エンジンや通信インフラなど、ターゲット国が持つ独自の事情には配慮しますが、リンクの購入など、検索エンジンのアルゴリズムの抜け道を利用した短期的視野でのSEO対策は行いません。
情報セキュリティ強化
リモートワークの増加と合わせてニーズの高まる情報セキュリティへの対応性を高めるため、 社内システムやCMSなどのWeb更新システムなどに、IPアドレスなどいくつかの手段によるアクセス制御の仕組みを導入いたします。
制作段階
設計フェーズの内容を基に、実際にWebサイトとして形にしていく段階です。
グローバルデザイン
国によって視覚情報の好みや文化的、政治的に意味することが大きく異なります。
ターゲット国に応じたデザインや色使いを適応し、最適にローカライゼーションいたします。
翻訳・ライティング
グローバル化が進んだ現代では、単純翻訳ではなく「母国語に合わせた」分かりやすい文章が求められています。今までの単純翻訳では、日本人にとっては当たり前のことでも、外国人にとって「難しくて理解できない」「知りたいことが解説されていない」など、本来の価値や魅力を十分に伝えることができていませんでした。そのような文化の壁を越えるべく、ネイティブ目線での翻訳とライティングを行います。
ネイティブブラウザチェック
翻訳のダブルチェック後、ブラウザ上での改行、ページ全体のレイアウトを加味した文章校正をするために、ブラウザ上にて最終のネイティブチェックを行います。
公開~運用段階
いよいよ多言語サイトが公開されます。ここからは運用・保守の段階となり、Webサイトを最大限活用するために、継続的な管理と情報発信が必要となります。
詳しくは多言語Webサイト運用・保守をご覧ください。
多言語での情報発信に関する課題を
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