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お客様の声-秋田県横手市様(観光庁多言語解説文整備)

ローカライゼーション
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F. Izumi

2021年の観光庁「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」において秋田県横手市エリアの英語解説文制作を担当させていただきました。

協議会窓口を担当くださった、横手市観光おもてなし課様に本事業に関する感想をお伺いしました。


Q1. 本事業に参画した理由を教えてください。

当市の観光の課題の一つに、多言語案内標識が少ないことをはじめ、外国人観光客受入体制整備が遅れていることがあった。外国人受入体制整備の取組みに活用できる補助金等の情報収集を進める中で、当該事業について知った。外国語観光解説文において専門的な知見で作成できることや当市の費用負担がないことなど大変魅力的で有益な事業であると感じられ、申請することを決めた。

Q2. 今後、どのように媒体化を進めていく予定か教えてください。

看板用解説文は補助金等を活用するほか、WEB用解説文は当市のホームページへ順次掲載を進めていく。

Q3. 本事業に参画する以前、外国語の解説文はどのように作成していましたか?

印刷物等を発注する都度、発注先へ当市から日本語での解説文を提供し、外国語訳を依頼し作成していた。当市側としては、スペルミス等は極力確認していたものの、文章としての表現法は発注先へ任せていた。

Q4. 以前の解説文作成方法と本事業での作成方法を比較して、大きな違いや難しさを感じた点はどのような点でしたか?

当市の観光部署ではネイティブ対応可能な人材がいないため、今回の解説文作成に当たっては主に仮訳を基に確認せざるを得なかった。あくまで仮訳であるため日本語表現として疑問が感じられる箇所が少なくなく、当初は英文に事実関係が適切に表記されているのか不安であった。
また、当市の観光素材で一部指定した英語表記があったものの、ネイティブ目線ではより適切な表記法を御提案いただいたことについて、どちらを採用するか等の調整検討に難しさを感じた。

Q5. また本事業を通しての感想について教えてください。

コロナの影響により、今回作成した解説文が外国人観光客等からどのような反応があるかを確かめるにはまだしばらく時間が掛かると思われる。ただ、今後の当市のインバウンド施策の上で、当該事業の経験は有益であったと考えられる。
今回の解説文作成の過程で得られた知見や担当いただいた制作会社(エクスポート・ジャパン株式会社様)との御縁を貴重な財産とし、アフターコロナにおけるインバウンド需要回復後の施策に生かしていきたい。


ご協力ありがとうございました。

多言語コンテンツ制作事業についての詳細:https://www.export-japan.co.jp/solution/multilingual_contents_production/