Office Wagashi最中動画配信中!
EXJカルチャーこんにちは。経営支援部の石原です。
11月にリリースしたOffice Wagashiの動画もこれまでに、どら焼き、大福、最中と順調に回を重ねております。弊社の和菓子部長であるデキが、歴史を絡めた切り口で外国の方々にもわかりやすく和菓子を紹介していますが、やはり和菓子の世界は奥が深いと改めて感じている今日この頃です。
さて最中の動画はこれまで「歴史編」・「切腹最中編」・「猫最中編」が公開されました。
今回はその内容をかいつまんでご紹介しようと思います。
まずは歴史編から。
500年前から現在に至るまで、バリエーション豊かな最中が紹介されています。
定番の虎屋さんの「弥栄最中」は1860年代に登場したそうです。
そして最中よりもっと古くから存在した「老伴」(読み方は「おいのとも」)という和菓子。
1575年から三重県の柳屋奉善さんが作っています。私たちがイメージする最中とは違い、皮1枚に羊羹を流し込み、表面を固めたものだそう。固くて食感はお煎餅に近い感じ?
次にご紹介するのは、時間が経つと皮が香ばしくなくなってしまうという最中の欠点を解決したこの2つ、1983年に登場したたねやさんの「ふくみ天平」と森永製菓さんのおなじみ「アイス最中」です。「ふくみ天平」は自分で皮と餡子を合わせるので、デキは独自に「DIY最中」と呼んでいます。
食べた時のサクッという音からも、香ばしさが伝わってきますね。海外のお土産にもおススメです。
「アイス最中」も実は1926年の大正時代から存在していたと言うことを私は知りませんでした。皮の内側をチョコで覆っているため、最中の香ばしい食感が損なわれない工夫がされています。
2つ目の動画、「切腹最中編」では、新橋にある新正堂さんの「切腹最中」をフィーチャーしています。
日本独特の風習である「切腹」という言葉の解説に始まり、忠臣蔵の歴史的事件と新生堂さんの繋がり、そしてこの切腹最中がなぜサラリーマンのお詫びの手土産として有名になったかを外国の方々にもわかりやすく解説しています。
そして3つ目の動画は猫好きさんにはたまらない「猫最中編」です。猫の形をしたユニークな2つの最中、「神楽坂福来猫もなか」と「たらふくもなか」について、詳しくご紹介しています。
英語の動画になりますが、日本語字幕も設定しております。ご興味ある方は、ぜひご視聴ください!
オフィス和菓子インスタ:https://www.instagram.com/officewagashi/