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「茶論」取材体験レポ!

EXJカルチャー
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F. Izumi

こんにちは。泉です。
あっという間に師走。この時期はどうも気忙しくなんとも落ち着かない日々を過ごしております。

さて、先日ジャパンガイド繁体字チームで取材に行ってきました。
今回は、中川政七商店グループが展開する 「茶論」「日本市」にお邪魔させていただきました。

「茶論」 では茶道の体験稽古を通じ非日常に触れ、心がホッとするひと時を過ごすことができました。

以下、取材記事の一部を日本語にてご紹介させていただきます。
繁体字サイトはこちら(全文)


日本橋「茶論、日本市」茶道体験と日本全国のお土産もの紹介

ジャパンガイド 繁体字版 ライター (文、写真)

2018年9月末に日本橋高島屋S.C.がオープンしました。日本初上陸、新業態、商業施設初出店など数多くの専門店が並びます。
日本橋エリアでは再開発が進む中、高島屋はその核的存在として新たな賑わいを創出してくれるでしょう。

日本橋高島屋S.C.の新館には、中川政七商店が展開する土産ショップ「日本市」や、「茶論」は本店の奈良町店に次ぐ2号店も出店(関東初出店)しています。今回は茶道体験の様子や、日本全国のご当地土産を紹介いたします。

茶論

「茶論 日本橋店」(日本橋高島屋S.C新館4F)は、「以茶論美」をコンセプトとした、新しい茶道文化の入口として茶道に興味をお持ちの方が気軽に初められる教室・喫茶・茶道具のお店です。

店舗中央の展示エリアに紹介されている茶論オリジナル茶道具箱(茶道具一式が美しく収まる家置きの茶道具箱)。一つひとつ大切に揃えた道具を収納して、自分だけのオリジナルの茶道具箱としても楽しめます。

店内では展示されている茶道具の他に、茶論オリジナルのお茶も購入できます。

茶論のコースは初級、中級と上級があります。体験稽古は3,240円(一人一回のみ)。今回講義をしてくださったのが、西店長です。体験稽古では茶道の歴史に触れ、基本的な手法を学び、実際にお茶点てを行うことができます。

お茶を味わう前には和菓子をいただきます。こちらは、奈良の有名和菓子店『樫舎(かしや)』の和菓子。和菓子の素材や色合いは季節によって異なり、メニューは季節ごとに変わるため、四季折々の風情を味わえます。

お茶の点前を学んだ後、お茶の味わい方をはじめ、いただく際の作法も教えていただきました。「茶論」での体験(稽古)はテーブルスタイル。畳の上で長時間正座が苦手な人も、リラックスして気軽に茶道を愉しむことができます。

稽古の締めくくりは自分でお茶を点てます。私自身お茶を点じることは初めてなので、なかなかうまく出来なかったと思いますが、とても楽しかったです。忙しい日々の中、穏やかな時間を過ごすことができとても癒されました。

体験稽古は約1時間半(日本語のみ)。事前に予約が必要なので、公式サイトから会員登録後に予約ができます。

また、体験以外にも予約なしで楽しめる「喫茶」には、単品メニューの他に本格的なお茶のコースから「自点」のみを選べるコースもあります(1,944円税込)。

こちらの「自点て」は、茶道具の他、お茶と主和菓子付き。作法について不明点があれば、スタッフの方が丁寧に教えてくださいます。また、喫茶では、京都の⽟露、静岡の煎茶、奈良のほうじ茶など好みのお茶に、抹茶アフォガードや白玉あんみつなどの甘味を合わせた季節のセットメニューなどもあります。

日本の茶道に興味がある方、買い物途中にちょっと休憩にお茶をされたい方、茶論へ行かれてみることを是非おすすめします!

店舗情報
「茶論 ⽇本橋店」
住所:東京都中央区⽇本橋2-5-1⽇本橋店髙島屋S.C.新館4F
営業時間:稽古10:30〜21:00、喫茶、⾒世10:30〜20:00
公式サイト


編集後記:

台湾、日本ともに、家にお客さんを招いたときお茶でおもてなし。
ビジネスシーンにおいてもお茶を出します。
お茶はコミュニケーションの緩衝剤として重要な役割を果たします。

お茶の誕生は中国で、日本と台湾のお茶のルーツは同じです。
しかし、時代の変遷の中で日本と台湾で独自のお茶文化が形成されてきました。

日本では「茶道」、台湾では「茶芸」として親しまれています。

今回の取材時には、私もライターの陳と一緒に茶道を体験しました。
実は、きちんと茶道に触れるのはこれが初めて。

お茶を点て、一服いただく。

なんとも穏やかな時間がながれ、不思議と心が整っていくのを感じることができました。これこそが茶道のもつ魅力なのかもしれませんね。